催眠術、習いたい人・かかりたい人

カタレプシー

カタレプシー(catalepsy)

 

『カタレプシー(catalepsy)』とは、受動的にとらされた姿勢を、そのまま保ち続けていて、自分の意志では変えようとしない状態とされています。

 

よく催眠術ショーなどで催眠術にかかった人の体を、まるで体に鋼鉄が入ったかのようにピーンと伸びたまま硬直させ、そのまま椅子と椅子の間に横たえる、いわゆるヒューマンブリッジなども、カタレプシーになります。

 

まぶたが眉をつりあげてもあがらないのもカタレプシー

 

カタレプシーというと、ヒューマンブリッジを連想する人も多いかと思いますが、たとえば催眠術の初期、まぶたがピターっとくっついて開かないというと、まぶたがピクピクしたまま、開くことができない状態になったりしますが、このまぶたが開かないというのも、一種のまぶたのカタレプシーで、筋肉硬直を起こしている状態です。

 

また、指を組んだ状態から人差し指を立てて、その人差し指を離した状態から、離れた人差し指と人差し指を見ていると、指がどんどんくっついてきて、ピターっとくっついて、そのまま固まって離せなくなってしまうというのも、カタレプシーの一種と言えます。

 


手がキツネになったまま動かせない

 

催眠術の誘導のとき、手の指でキツネのような形をつくって、そこをじっとみつめて意識を集中するように言われ、気がつくと、指がそのまま固まって、キツネの形をしたまま離すことができないという導入法がありますが、これも、親指が中指と薬指にくっつき、まるで金縛りにあったように、キツネの形をしたまま離れなくなるというのも、一種のカタレプシーが手で起きているものです。

 

 

カタレプシーの仕組み

 

カタレプシーは、固まった後の状態を一度取ってもらい、その状態をイメージしてもらい、その後、あることに意識を集中してもらいます。
そして、突然、驚愕法などで驚かすと同時に、相手の頭がパニクっている状態、真っ白な状態の時にタイミング良く、指が固まるとか、目が開かないとか、体が固まるといった暗示をして、体の筋肉硬直をさせてしまうというトリックです。

 

突然のことでびっくりし、体の筋肉硬直してしまい、暗示どおりに体が動かせなくなったり、まぶたが開けなくなったり、指が話せなくなったり、体がピーンと硬直した状態になってしまいます。