催眠術、習いたい人・かかりたい人

マインドリーディング(ビジネス交渉の催眠テクニック)

マインドリーディングとは

 

『マインドリーディング』というと、なんかすごいことのように思われますが、平たく言えば『読心術』です。

 

『読心術』というと、普通は、会話の中から相手の言葉、しぐさ、態度から、その人の心の中、感情などを読み取り、いかにもそれを言い当てたかのように話すテクニックです。
でも、交渉にたけている交渉人ならいざ知らず、一般の人がいきなり、高度な読心術を使えるかというと、そんなはずはありません。

 

安心してください。

 

催眠術のテクニックによる『マインドリーディング』では、そこまで要求しません。

 

催眠術では、どう使われる?

 

もちろん、プロの催眠術師になれば、相手が既に催眠術にかかっているのか、どのぐらい深い催眠状態になっているのか、あるいはこの人は催眠術にかかりやすいのかどうかなど、会話やしぐさ、目線、ちょっとした変化などをしっかり観察していたりします。

 

 

これだけのことができれば、もちろん会話の中で、相手がどんなふうに思っているのだろうとか、どんな感情なんだろうとか、ある程度は察することができるでしょう。
そういった意味では、ごく自然に『読心術』を使っていると言えるのかもしれません。

 

高度なテクニックがなくても大丈夫


もちろん、催眠術を覚えたての人とか、読心術の訓練・練習もしていない一般のビジネスマンが、相手が思っていることをピタリと当てるなんてことは、できないのが普通です。

 

実は、一般的に多くの人がこう考えるというようなことについて、いかにも相手の考えや心のうちが読めているかのように話すのが、『マインドリーディング』なのです。
たとえば、
催眠術にかけられるというのがはじめてな人がいるとして、

 

というようなものが、該当します。
別に、相手の心を読んでいるわけでもなく、ほとんどの人は、初対面の人に催眠術をこれからかけられるなんていうシチュエーションのときは緊張するという当たり前のことを言っているだけです。
しかし、それをうまく、相手の心を読んでいるような雰囲気にもっていくのです。

 

仕事でマインドリーディングを活かす

 

ビジネスのシーンでも、たとえば相手に選択してもらうようなことができた場合に、迷っている相手に
「今すぐに、決断することは難しいですよね」

 

と言うのです。

 

すぐに決断できずに迷うのが当然の場面であったとしても、相手は、「ああ、迷っていることわかってくれてる。」と思い、同調してくれていると感じます。
同調してくれてると思うことで、そこにラポール(信頼関係)が生まれてくるのです。

 

もう一つ、例えば仕事でミスをして落ち込んでいる同僚がいたとします。

 

「終わっちゃったことは仕方ないよ。ドンマイ! これから気をつければいいよ。」

 

普通の人なら、こう慰めるかもしれません。別にこれがいけないということではないのですが、マインドリーディングを活かして、ちょっとひと工夫加えてみると、こうなります。

 

「そんなに落ち込まないで。あなたの仕事に対する熱意や責任感はわかってるから。だって熱意や責任感がない人は、ミスしたって落ち込まないもの」

 

つまり、普通、仕事のミスをして落ち込むのは、それだけ真剣にやっていた裏返しであり、落ち込んでいる人に熱意や責任感があるのは容易に想像がつきます。
そこを逆に暗に褒めるような形で慰めてあげると良いでしょう。

 

相手は、ミスをしてしまったけれど、自分が熱意や責任感をもって仕事をやっていたことは見ていてくれたんだということになり、ラポール(信頼関係)が築かれていきます。